たら走る

マラソン・トレラン中心の雑記ブログ

マラソンは風邪を引きやすくする

こんにちは、たらです。

 

適度に運動すると風邪を引きにくくなるだなんて言われているのはご存じでしょうか?

 

適度な運動は、風邪だけでなく癌までも予防する - たら走る

 

私もマラソンを初めてからは風邪を引きにくくなったつもりでいました。最近風邪引かないなと思っていました。

 

ですが、東京マラソンが終わって2週間くらい経過した頃に風邪を引いてしまったのです。

 

まずは喉が痛くなり、次に熱が出ました。熱は39℃まで上がり、とても辛かったです。

幸いにも、インフルエンザではなかったので、3日程で回復しました。

 

運動してるのに。

普段から手洗いに気を付けてるのに。

栄養管理にも気を付けてるのに。

なんで風邪を引いてしまったの?

マラソンは風邪を引きにくい体にしてくれていたんじゃないの?

 

気になったので調べてみました。

 

 

高強度トレーニングは免疫力を弱める

調べてみたところ、高強度で長時間トレーニングをすると、一時的に免疫機能が低下します。

一時的にと言っても、数時間から2週間もの幅があり、体質やトレーニングの負荷によって大きく左右されるようです。

 

免疫機能が低下すると言える理由は次のように報告されています。

・免疫細胞や抗体の数が高強度トレーニングの後に減少していた

・運動中に気道が乾燥し、且つ冷やされ続けることにより、線毛運動というウイルスや異物を除去する機能が低下する

 

 

マラソンを走ると統計上風邪を引きやすくなる

統計上、マラソンやアスロンといった持久性の競技終了から2週間の間でで50~70%の選手が風邪を引いてしまい、通常の2~6倍もの人が風邪を引いています。

 

今回風邪を引いた原因は、マラソンを走ったことで免疫力が低下したことでにありそうです。

 

 

 

以下に論文から引用したものを貼り付けます。

1時間以上続く持久性運動の後ではNK細胞数は運動前値より減少し数時間から1日で回復する

NK細胞活性についても激運動後に低下する。

(NK細胞:リンパ球の一種。がん細胞やウイルス感染細胞を攻撃する。)

 

T細胞の増殖能は、最大酸素摂取量の75~80%で45~90分の持久性運動によって10~21%低下し、また、2時間以上のランニングでは半減する

(T細胞:リンパ球の一種。T細胞の中でも、キラーT細胞は、ウイルス感染細胞やがん細胞を攻撃する)

 

マラソンのような長時間の持久性運動の後では血中IgG濃度が2日間低下した

(IgG:抗体の一種。白血球の働きを助けたり、ウイルスや細菌が出す毒素と結合して無毒化する。)

 

唾液中のIgAは、軽い運動では影響を受けないが、高強度で長時間の激運動に伴い低下する

(IgA:喉の表面、腸の内側、気管支の内側の壁などの粘膜の表面に存在し、侵入してきた病原菌やウイルスなどの侵入を防ぐ働きに関与する)

 

マラソンやトライアスロンのような過酷な持久性運動では、競技終了後2週間で50~70%の選手が感冒症状を呈し、そのリスクは通常の2~6倍にもなると報告されている。この原因としては、上気道感染症は多くがウイルス感染によるため、激運動により免疫能が一過性に抑制されると考えられており

その原因としては、運動によって上気道が乾燥、冷却などの物理的影響を受け、気道上皮の線毛運動が抑制され病原体を排除し、にくくなるほかに、上述のようにsigA濃度、NK細胞の数・機能、T細胞機能などが一過性に抑制され、免疫抑制作用のあるストレスホルモンや抗炎症性サイトカインが分泌されることも関係すると考えられる。

 

引用元https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/1/1/1_1_31/_article/-char/ja/